対象物の裏側にフイルムを設置し、レントゲン(X線)を対象物に透過させてコンクリート内部の鉄筋や電線等の埋設物を撮影します。
フィルム1枚で有効寸法約200×175mmの撮影ができます。
撮影可能な厚さは約300mmまでとなります。
撮影中は、第3者への放射線被曝を防止するため、X線発生装置から半径5m以内、裏側のフィルムより半径1.5m以内が立ち入り禁止になります。
厚さ250mm以下の場合、撮影は約1分程度で終了します。
撮影したフィルムは、車両内に完備した暗室で現像し、解析判定を行います。
撮影後、約15分~30分程度で現像できます。
解析・判定後、撮影した箇所に埋設物の有無・撮影有効範囲などの撮影結果を転写・表示し、フィルムはお渡しします。